【プロも認めるテレビ風な動画編集の教科書】
Step.1「撮影」
Step.2「編集〜カットを繋げる〜」
Step.3「編集〜フォーマット〜」
Step.4「BGM」
Step.5 「テロップ」
Step.6「SE(サウンドエフェクト)」
Step.7「エフェクト」
動画にBGMを入れる理由
1. 無音を無くすため
2. シーンの雰囲気をつくるため
3. 場面転換
「喜怒哀楽」のある選曲
選曲について
「喜怒哀楽」のある曲とは、シーン(登場人物の気持ち)に合い、必ず違う曲調のものです。
見せたいシーンのメリハリをつけるために、テンポ感や感覚の違いを促します。
「喜」… ポップス
「怒」… ロック
「哀」… クラシック
「楽」… カントリー、レゲェ
など、曲によって異なりますが、見せるシーンや出演者の表情がより活きるBGMを選ぶことが重要です。
「喜怒哀楽」の例を以下にまとめました。
分かりやすいように知名度の高い曲をチョイスしています。
・「Love So Sweet(嵐)」
・「Butterfly(木村カエラ)」
・「115万キロのフィルム(Official髭男dism)」など
・「うっせぇわ(Ado)」
・「What’s Up, People?!(マキシマム ザ ホルモン)」
・「KiLLiNG ME(SiM)」など
・「月の光(ドビュッシー)」
・「猫(DISH//)」
・「ドライフラワー(優里)」など
・「やってみよう(WANIMA)」
・「明日も(SHISHAMO)」
・「ガッツだぜ!!(ウルフルズ)」など
著作権フリーの曲データ配布サイト
今回、筆者がよくテレビ番組・YouTube動画でよく使う、著作権フリーの音源配布サイトは以下の通り。
YouTube公式の音楽ライブラリ
・YouTubeのみ使用可能
・やや豊富
DOVA-SYMDROME
・全般使用可能
・非常に豊富
甘茶の音楽工房
・全般使用可能
・非常に豊富
Nash Music Library(ナッシュ ミュージック ライブラリ)
・全般使用可能
・非常に豊富(クオリティが高い)
BGMをつけるときのコツ
場面の転換で曲を変える
「場面の転換で曲を変える」とはどういうことか。
商品レビュー系の動画の流れを例にあげると…
2. ポイントや動作を見せる
3. 他のメーカーとの比較など
4. まとめ
歌詞の無い曲(インストゥルメンタル)を使う
なぜ、ボーカルのない曲が良いかというと、「歌詞に左右される」ことがあるから。
「映像」の邪魔になりえることがあるからということです。
見ている映像に自分の好きな曲が流れるとしましょう…
歌詞を口ずさんでしまうのではないでしょうか。。
そうなってしまうと、映像よりも曲に意識がいってしまうのです。
そうならないために、極力BGMはインスト(インストゥルメンタル)と呼ばれる、ボーカルの無い曲がよいとされています。
または、日本語ではない曲(洋楽など)もおすすめです!
・インストゥルメンタル(ボーカルなしの曲)
・日本語ではない曲(洋楽など)
BGMの消し方
フェードアウト
音がゆっくりと無音になること。
カットで消す
フェードを使わずに「カット」でBGMを切る方法。
本編中の、「ボケ」や「つっこみ」など視聴者に“聞かせたい”部分を強調するときに使います。
バラエティ番組ではよく使われる手法です。
曲の終わりを繋げる
プロがよく使う、BGMの消し方です。
BGMを貼るシーンの長さや、使用する曲の終わり方によって使えない場合があります。
しかし、フェードよりもメリハリがつくので、映像もかっこよく見えます。
エコーをかけて消す
「エコー」もプロがよく使う、BGMの消し方です。
「曲の終わりを繋げる」同様、映像のメリハリがつく方法です。
動画編集アプリによってエフェクトのかけ方が異なるので、気になる方は調べて使ってみてください!
まとめ
1. 無音を無くすため
2. シーンの雰囲気をつくるため
3. 場面転換
・フェードアウト
・カット
・曲終わりを繋げる
・エコーをかける
脇役になりがちな「BGM」ですが、ある・なしだと圧倒的に見え方も変わってきます。
視聴者には気づきにくい細かいこだわりになりますが、プロ・アマの違いはここにあります。
視聴者を楽しませ、より伝えたい部分が強調できるような「編集」ができることを願っています!