【レビュー】ロジクール「MX ERGO アドバンス ワイヤレス トラックボール」【良さと感想】

【レビュー】ロジクール「MX ERGO アドバンス ワイヤレス トラックボール」【良さと感想】

ロジクールのMX ERGOって高いイメージ。実際どんな感じ?

今回は筆者が約1年愛用している、ロジクールの「MX ERGO アドバンス ワイヤレス トラックボール」を詳しくご紹介します。

❶実際の使用感は?

周りにトラックボールマウスを使っている人があまりいないから、
使用者の感想を聞きたいなぁ。

※個人的な感想になります。

普通のマウス、Macbookのトラックパッドを使用していた私が、トラックボールマウス(親指操作型)に乗り換えて約1年が経ちます。

使用感として”めっちゃ良い”という感想になります。
定価で約12,000円する高級マウスですが、買って良かったです!

❷選んだ理由は?

私がロジクールのMX ERGOを選んだ理由は以下の通りです。

・トラックボールマウスに興味があった

・充電式のマウスにしたかった

・ワイヤレスのマウスを選びたかった

・4つ以上の多機能ボタンがあるものにしたかった

これらの欲を満たしたマウスが本製品でかつ、動画クリエイターの方々も推していたマウスだったので、これを購入するに至りました。(ちょっと仕事の環境を変えてみたかったということもある)

❸便利な部分は?(デザインについても触れる)

これも箇条書きで紹介します。

・多機能ボタンが超便利

・Blutooth&レシーバーでパソコン2台以上のマウスになる

・ワイヤレスなので場所を選ばない

・机の場所をとらない

筆者は映像制作会社の編集マンとして、主に「テロップ」のデザインやロゴ制作、画像処理をしています。
そんな「デザイン」の分野で特に便利だったのが「多機能ボタン」でした。

ロジクールでは「Logi Options」というマウスと連動するアプリがあり、それをインストールすることで、
ポイントの感度やショートカットボタンの割り当て、電池の残量などをカスタマイズできます。

筆者の多機能ボタンのショートカット配置はというと。。

基本的に「フォトショップでテロップを作る」に特化した割り当てになっています。

なぜこのボタン配置に?

テレビの映像制作では”動画を編集する人”、”テロップのデザイン・加工する人”、”音を調整する人”で分かれています。

「delete」、「command +v(ペースト)」

テロップを作る際、ディレクターからテロップの発注書(Wordやpdfなど)来るので、それをコピー・ペーストするために便利です。

「command+t(Photoshop「自由変形」)」

文字や画像を自由に移動・大小ができるショートカットなので、よく使います。

とにかく、よく使うショートカットを割り当てると、ワンタッチで機能を使えるので、もう手が離せない存在となります。
そして、
仕事効率も非常に上がります。

❹普通のマウスと比べて、疲れは?

腱鞘炎など腕や手の疲れが軽減されるって本当?

これはあくまで個人的な意見ですが、疲れに関してはあまり変わりませんでした。
ただ、肩凝りは軽減されたように思います。

しかし、私がトラックボールを使い始めて「肘」に痛みが出ました。
理由として、普通のマウスとは違う筋肉を使ってしまっていたということ、慣れないせいか体重を利き腕にもってきていたということです。

逃げる表現になってしまいますが、「慣れ」が必要です。今では肘も肩も痛くなることはありません!

❺デメリットと解決策?

普段使っていたマウスと比較すると以下のような不便な部分が出てきました。
解決策とともに箇条書きで紹介します!

1.慣れるのに時間がかかる
どのトラックボールもそうですが、「慣れ」の時間が必要になります。
これはもうしょうがないです。。筆者のような「絶対使いこなしたい。。」というドM体質な方は逆に向いているかもしれません。
2.持ち運びが面倒(高級品ともあり、しっかりしたケースが必要)
普通のマウスと比べ、サイズ感も高さも大きいので持ち運びの際は、余白のあるサイズのリュック等を持たなくてはなりません。ケースに関しては、Amazonなどに安く「MX ERGO専用のケース」が販売されているので、そちらを購入された方が良いです。
3.便利すぎて自分のマウスに依存してしまう(他人のパソコン操作がたまに分からなくなる)
これに関しては少し特殊でしょうか。
会社で自分以外のパソコン操作をする方は、少し大変かもしれません笑
多機能ボタンが便利すぎて、「自分のマウスで操作したい。。」となります。
4.繊細なタッチをする操作はあまり向いていない
画像をほんの少しだけ拡大したいなど、小さなドラッグ操作はかなり難しいです。親指の感覚を研ぎ澄ましてボールを動かします。ボール操作が難しい場合は、マウス以外の方法(トラックパッドなど)で対策を練ると良いでしょう。
5.定期的にボール付近の掃除をしなければならない
トラックボール特有のメンテナンスがあります。ボールと本体の溝に、ホコリや手垢がたまります。
定期的に(筆者は2週間に一度くらい)掃除をしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
少しでも購入を検討している方の参考になればと思います。

今思うと、マウス購入の際に「トラックボール」にする必要はなかったのかもしれないです笑
私が思う便利な点として「多機能ボタン」が大きい印象なので、ボールではなく多機能ボタン付きの普通のマウスでもよかったのかなぁと思います。

電化製品店などに、お試し用のマウスが並んでいるので、実際に触れてみて検討してはいかがでしょうか。