【初心者】素材配布サイトを作るにあたってのコツ
自分のイラストやアートデータを「素材サイト」として運営したいけど、
どうしたらいいの?
素材サイト運営するにあたり、コツがあります。
動画配信や動画編集が手頃で当たり前になりつつある現代。
自分のイラストなどのデータを配布できる「素材サイト」を作りたいと思う方も多いと思います。
今回は素材サイト運営にあたり、「ブログデザイン」「素材のデザイン」の2方面に分けてお話していきます。
内容は以下の通り。
本内容は、自分のブログを開設できている程での内容なので、まだ独自のサイト開設ができていない方はまず作るところから始めましょう!
以下の記事に、ブログ開設の流れを分かりやすく図解でまとめたものがあるので、参考になればと思います。
ブログデザイン
サイト型?ブログ型?
「どちらでも良い」です!
ブログには「サイト型」と「ブログ型」の2系統に分かれると言われています。
【サイト型】
【ブログ型】
ではどちらがいいのでしょうか?
個人的には、「ブログ型」から「サイト型」へ移る形が良いかと思います!
なぜなら、ブログ開設したてに「サイト型」で作るとしましょう。
素材数も少ないのにカテゴリーで分けた案内ページに入り、好みに近いページにうつります。
そこで、スカスカのサイトだと思われたら。。
ユーザの期待を裏切ってしまう形になりえるので、まずは「ブログ型」から入り、データのボリュームが出たら「サイト型」へリニューアルしましょう!
まずは素材を量産!
「素材サイト」と名乗るなら、ある程度ユーザの選択肢が広がるものにしなければなりません。
まずは創作物を量産していかないと成り立ちません。
素材の内容にもよりますが、最低でも3桁は欲しいところではないでしょうか。。
Telop.siteはYouTubeで使われることを想定していたので、たくさんの種類のデザインが必要だと思いました。
なので、目標は1000以上でした。
毎日、1デザインをアップロードし続けて約1年で1000個達成しました。
「数よりも質が重要でしょ!」という方もいるかもしれません。
それもその通り、素材の内容も大切です。
しかし、欲しいものを求めてくるユーザに「選択肢が多い」は大きな価値になるので、データの量産はやって損はないはずです!
ちゃんと文章も書こう!
デザインだけに集中できる!ラッキー!
実は見落としがちな部分。
あくまで、デザインを配布するページもブログ記事の1ページなので、素材の紹介文や名称をちゃんと書きましょう。
なぜなら、その素材を検索してユーザにヒットさせるには「文字」を入れなければ見つけてもらえないからです。
手を抜けそうで、面倒くさそうな部分ですが、実はとても重要です。
Telop.siteを例にとると、「テロップの名前」「説明文」「使用場面」「類似するデザインの紹介」を入れています。
素材デザイン
ターゲット・シチュエーションを決めよう!
自分が制作するイラストやアートを「誰が?」「どのように使われるか?」を考えて、作っていきましょう。
ここがとても重要なポイントです。
「素材」とは、大きな枠組みとなるもの(動画やポスターなど)を作るための一部になるもの。
つまり、サイトに来てもらった「ユーザの手助けをするためのもの」を配布することが目的となります。
動画編集者やYouTuberが
動画が映える「テロップベース」として使われる
また、ほとんど「テロップ」を素材として提供している方がいなかったので、注目されやすかったです。
オリジナル性も考える
どうしたらいいんだ泣
「オリジナル性」も大切な要素です。しかし、その言葉に惑わせてはいけません!
「自分らしいイラスト」ってなんでしょう?
難しい内容で悩んでしまう部分ですが、「個性」よりも「テーマ」を固めるとデザインしやすくなります。
Telop.siteをまた例に挙げます。
私が実際に日頃アップロードしているデザインは以下のようなものが多いです。
Telop.siteのテロップのデザインは「超シンプルでカスタマイズしやすい」が特徴です。
このベースに好きなイラストを付け加えてもよし、そのまま使ってもよし。
言わば、ファッションブランドにおける「ユニクロ」のようなイメージで制作しています。
「個性」と言われると、ちょっと違うかもしれませんね。
誰でもできるデザインと思われても仕方ありません。。
ですが、このサイトの特徴は「シンプルである」というテーマが軸になっていることが、サイトの個性。
つまり、「テーマ」になっています。
「シンプル」「おもしろ」「派手」「スタイリッシュ」…など、統一感のあるテーマを決めて制作していくと、迷いなくつくりやすく、作業も楽になってきます。そして制作者本人の「個性」にもつながってきます。
「ウケる」ものを研究する
そして、ライバルや自分に近いイラストを使っているユーザの場を見ることです。
「ウケる」という表現は、罪悪感というか、ユーザの欲を計算しているように見えますが、そんなことはありません。
「ウケる」=「みんなが欲しいもの」です。
この「ウケる」ものを研究するには、たくさんデザインをアップロードし、
アクセス数を見たり、実際に使われた素材を見たりと、とにかく数をこなすしかありません。。
私も毎日デザインを上げていた時、何がウケるのか分からないで制作していました。
しかし、やっているうちに「ある程度のウケるデザイン」が分かってくるのです。
これは場数を踏むに越したことはありません。
日々研究してコツコツ、デザインを制作するのみです。
妥協しよう!
「妥協」は、良いイメージがないかもしれませんが、ユーザにとっては分からない部分です。
何が言いたいかと言うと、
「自分が作りたいものと、ユーザが欲しいものは必ずしも一致しない」と言うことです。
読者の皆様も日頃、
めっちゃ頑張ったのに評価してもらえなかった。。のような経験があるでしょう。
それが、素材配布サイトを運営していて常にあること。
ちょっと思いついたデザインをしてみて「これじゃダメだなぁ。。」と思ってボツにしてはいけません。
実はそのデザインを欲しいと思っているユーザがいるかもしれません。
素材配布サイトの良いところは「ストック」ができるところです。
自分が思う良し悪し関係なく、ユーザが欲しいと思ったものを発掘できる場所です。
思わぬところで発見があるので、「妥協」はとても大事です。
まとめ
ざっと、まとめるとこんな感じ。
【ブログデザイン】
サイト型からブログ型に移行
素材サイトはユーザの選択肢が多い方が良い
制作した素材を見つけてもらうには、文章を入れましょう
【素材デザイン】
制作した素材が活きる場を考える
デザインの「オリジナル性」ではなく「テーマ」を決める
「ウケる」=「ユーザが欲しいもの」
自分が良いと思うものと、ユーザが欲しいと思うものは必ずしも一致しない
少しでも参考になることを願います!